やる気を引き出したいなら
まずきついことをやってください。
きついことをしても、脳には何の快楽も得られません。
むしろ快楽を感じた時に出るドーパミンは下がってしまいます。
しかし、人間は不思議な物でドーパミンを下げることで後々上がってくるようになってるんですね。
だからこそ、やる気を出すためにはまずきついことをやることが重要になっています。
「いやいやきついことってなんやねん!」って思った方は
・極寒の冷水シャワー
・トレーニングで必ず重量更新するつもりで挙上する
・全力HIIT
・短距離ダッシュ
・長距離ランニング
・瞑想
・格闘技
・早起きして午前中におおかた仕事を終わらせる
・1時間タイマーをかけ、がっつり集中して仕事する
・携帯を1日全く触らない
・掃除をする
・後々やらないといけないことを先終わらせる
をやってみてください。
すぐに手っ取り早い快楽を求める人はドーパミン中毒に陥っている可能性が高いので、今すぐ本記事を最後まで読んで「ドーパミンをコントロールする方法」を完全マスターしましょう!
そうすれば、常にモチベーションが高い状態を保つことができるようになります。
やる気が常に出ている状態、まさにマリオのスター状態が継続されることでしょう。
やる気とドーパミンの関係やドーパミンのコントロール方法について詳しく解説していきます。
ドーパミン=モチベーション
モチベーション=ドーパミンです。
この仕組みを理解することができれば、あなたのモチベーションが上がらない理由、そして意図的にモチベーションを上げる方法もわかります。
このドーパミンの重要な原則。
今から言うことが今回の記事のキーポイントです。
(※既にわかっている人は具体的な施策を書いた次章まで飛ばしてOK)
それは、ドーパミンがベースラインより上がると時間が経つとその上がった分だけ、ベースラインを下回って下がるということ。
例えばわかりやすいところで言うとポルノ。
ポルノを見てる時は気持ちよくなっているかもしれません。
ですが、それが終わって賢者タイムを迎えた時あなたはどう感じていますか?
・・・
活力がどこかに行ってしまったようなあの感覚。
要は快楽を経験した分だけ、後にそれが痛みとなって帰ってくると言うことです。
「それが終わったら集中できるよ」と思った方もいるかもしれませんが、残念ながら一度下がってしまったドーパミンは同じだけ回復させたくなるので気がつくとまたポルノに走ってるんですね。
これがポルノ中毒です。
ギャンブルやお酒も同様の仕組みが中毒の一因となっています。
だからいつまで経ってもやる気は出ずジムに行きたくないとか、勉強するのがしんどいとかやるべきことができないのです。
何かを頑張る前の段階で、あまりにも快楽を感じすぎてしまったが故に今のあなたのモチベーションが下がっているということですね。
思い返してみてください。
朝からポルノを見て、ダラダラゲームをして携帯を触ってしまった日、午後にいきなり4時間ぶっ続けで集中して仕事するとかってできますか?
快楽を先に感じすぎてしまったが故に今のあなたのモチベーションがどん底にあるんです。
そしてもっと快楽を感じたくてさらにまたゲームをしたりYoutubeを見たくなります。(やる気の方から出てくるわけがない)
そこでまた快楽を感じるものの、時間が経てばさらにドーパミンが下がり活力がなくなっていきます。
やる気を出すためには、このドーパミンの乱高下の中から抜け出す必要があります。
安心してください。
その方法について、今から詳しく解説していきます。
ドーパミンコントロールの方法
ドーパミンをコントロールするためには、まずきついことを先にしてください。
ドーパミン中毒の原因はポルノなど、ドーパミンをすぐに得られる快楽を先にしてしまっていたからです。
なので、やる気があろうとなかろうとまずきついことを先にはじめてください。
先にきついことをする
先に痛みを経験することで、時間が経てばベースラインよりもドーパミンが跳ね上がります。
思い返してみてください。
キッツイHIITが終わった後どうですか?
爽快感ありませんか?
サウナ中は暑いし水風呂は冷たいですが、外気浴も合わせて2-3セットし終わった後どうですか?
リラックスできている感覚になりませんか?
超冷たいコールドシャワーを朝起きてすぐ浴びた後はどうですか?
活力的に動けそうな気がしませんか?
確かにどれもやっている時はきついかもしれない。
しかし、その後どんな気分になるかは、みなさん経験があると思います。
きついことの基準
じゃあみなさんここで一度自問自答してみてください。
ここ3ヶ月の間に、自分から不快な選択をしましたか?
何かきついことをあえてやりましたか?
逆にどこまで自分を甘やかしましたか?
「俺はみんながきついと思っているジムに週4回は言ってるぜ」
でもそれってあなたにとって本当にきついことですか?
確かに初めはきつかったかもしれません。
でも人間って慣れるんですよね。
慣れていたらもうきつくないのと同じです。
しかもジムに行ったとしても家に帰ってきた後長時間スマホを触ってしまう人が多いのも事実です。
僕もこのドーパミンの話を知るまで、きついことを意図的に選ぶことができていませんでした。
側から見たらストイックできついこともやっていたかもしれないですが、でも、改めて考えると別に僕自身はきつくないんですよね。
習慣になっているから。
そして楽な決断ときつい決断に迷った時に楽な方を選んでいることにも気づきました。
ジムから帰ってきてまだ仕事が残っているのに次の日に先延ばしした。
日中にやると決めてたことを後回しにするとか。
先日改めて1週間ドーパミンデトックスをしてみたり、毎朝5分間掃除をする、トレーニング後のハードな有酸素運動を必ずやるという僕にとってきつい習慣を取り入れることにしました。
そして今、かなり毎日のモチベーチョンが上がっているように感じます。
あなたにとってきついことをやってみてほしいのですが、やった方が良いか迷った時誰にでも当てはまる判断の仕方をお伝えします。
何かをするとき、判断に迷った時に、「これは今だけの快楽なのか」それとも「今きついけど後々快楽を得られるものなのか」と考えること。
これでやるべきことを正しく選択できれば人生が変わると思います。
今すぐ得られる快楽は、将来の快楽を犠牲にして得ていると思ってください。
確かにずっとダラダラ携帯触るのは楽しいし、頭も使わないから楽かもしれない。
でもそれを続けている限りあなたのモチベーションや、何かやってやろうみたいな上を目指していく気概みたいなものは消え失せます。
未来の自分を犠牲にしているだけです。
そしてゲームやポルノで満足できずにもっと高い刺激が得られることがしたくなる。
より過激なポルノをみたり毎晩酒を飲んだりタバコ吸ったり。
そんな人生で良いですか?
もちろんそれが幸せだと思えるなら、それでいいでしょう。
でもやる気が出ないって悩んでいるってことは、何か本当はしたいことがあるのではないですか?
ドーパミンをコントロールしたいということは、断ち切りたい悪習があるのではないですか?
じゃあどうするのか?
きついことをしてください。
あなたにとって不快なことに取り組む時間を意図的に持ってください。
しんどいかもしれないけど、きついことをすることで確実に良い方向に向かいます。
ドーパミンは一時的に下がるかもしれませんが、下がった分だけ元のベースラインよりも高くなります。
そしてそれを繰り返すことでベースラインがどんどん引き上がり、常にモチベーションが高い状態、活力が無限にある状態に近づくことができます。
きついことリスト
「例えば何をすればいいんですか?」
簡単にきついことリストみたいなものを考えたので共有しますね。
・極寒の冷水シャワー
・トレーニングで必ず重量更新するつもりで挙上する
・全力HIIT
・短距離ダッシュ
・長距離ランニング
・瞑想
・格闘技
・早起きして午前中におおかた仕事を終わらせる
・1時間タイマーをかけ、がっつり集中して仕事する
・携帯を1日全く触らない
・掃除をする
・後々やらないといけないことを先終わらせる
もっとあると思いますがざっとこんな感じです。
既に実践できていることは、きついことにならないので新しいものを取り入れてください。
やる気がでないあなたへ最後の言葉
やる気を出すためにはドーパミンのコントロールが必要であり、その方法はきついことをまずやるということです。
そしてこの原則はただ単にモチベーションを上げるに止まりません。
みなさんこんな言葉聞いたことないですか?
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」
僕がこのドーパミンの話を知った時、真っ先に思い出したのはこの言葉です。
要は、若いうちにきつい経験を先にしてしまうことで、人生単位で見るとそれがより幸福な人生につながるということ。
だってそう思いません?
20代で毎日ぶっ倒れるまで働いて早いうちにスキルなり資産なりを築いた人と30代からギアをかけてきついことし始めた人。
どっちが40代になった時に良い思いができてそうかって、20代からきついことをしていた方じゃないですか?
よく20代でできた差は、一生取り返せないってことも聞きますよね
この考えは本当に多くの人を救うことになると思います。
もし今きつくても先に痛みを選択する覚悟があるのであれば絶対大丈夫です。
もちろん僕だってポルノを見てゲームをしてジャンクフードを食べて何も害がないなら、ずっとそうしてたいですよ。
でも現実、そんなわけないしその快楽の代償に未来の痛みを払ってることを自覚してください。
そして何度も言いますが、先に痛みを代償として払いましょう。
先にきついことをしろ。
それが今日のメッセージでした。
それではまた。